先日、友人から「エヴァカード買えたから対戦しよう」という連絡がありました。

第2弾(劇場版)のスターターセットが6箱。なんと全て未開封。
メルカリでは2000円とかで取引されているものを、よく1つ300円で買えたなという事は置いておいて、友人の色んな所にアンテナを張って絶版カードを見つけてくるのは毎回感心します。
早速プレイしてみようという事で近くのダイソーでスリーブを調達。

1箱譲ってもらい、

開封してカードをスリーブに入れていきます。
この頃のスターターというのは、構築済みデッキではなく、この箱だけでプレイが出来るように対戦に必要なカードは入っているのですが、種類やそれ以外のカードはランダム封入になってるものが多いので、あける楽しみがありますよね。
入っていたカードを見てみると、結構いろんな種類があり、それぞれにはカード効果の他に、作中の場面やセリフが書かれています。

こちらのカードゲーム、この”セリフ”によりキャラクター間の人間関係を変化させるというところが結構ポイントのようで、多人数でのプレイを推奨している事もあり、少し他TCGとは違った独特な感じがします。
カードの準備が終わったところで対戦ルールを確認したのですが、
他TCGのように、コストを支払ってカードをプレイし、相手のライフをゼロにするみたいなシンプルなものではなく、最初ルールを呼んだときは、頭に?が20個くらい浮かび、あまり見慣れないものでした。
ルールはこちらのページにまとめてあるので、気になる方は確認してみて下さい。
すごく簡単にルールを説明すると、
第3新東京市というフィールドに、6人のキャラクターと3機のエヴァがいます。

手札のカードを使うと、このキャラクターの状態や人間関係を変えたり、エヴァをパワーアップできたりするのです。
ゲーム中にデッキに入っている使徒カードを引くと、第3新東京市に使徒が襲来し、エヴァに乗ってそれを倒しにいかねばなりません。
そして、各プレイヤーのゲームの目的(勝利条件)は心の補完。「補完カード」に書かれている条件をクリアする事が目的となっています。
補完カードには、キャラクターの状態や人間関係だったり、エヴァと使徒との対戦に関するものなど、カードにより様々な条件が書かれています。
補完カードはプレイヤーごとで違うため、プレイヤーごとに勝利条件は異なり、時には他者を邪魔し、時には部分的に同じ目的の他者と協力しながら、心の補完を目指します。
さながら原作を再現しているカードゲームになっているという感じです。
独特なゲーム性のうえ、カードをプレイする事を”話す”というような、独特な用語も数多くあり、ルール把握はかなり大変でした。
対戦ルールマニュアルを読んで、対戦を始めようとした時に、友人がある事に気づきます。
「これ、透明スリーブじゃダメだ」
友人はダイソーで透明スリーブを買っていたのですが、

補完カードと使徒カードは他のカードと裏面が異なっており、補完カードはデッキとは別に出しておくカードなので問題ないのですが、使徒カードはデッキに入っている必要があり、透明スリーブだといつ使徒が襲来するか分かるようになってしまうという事態に笑
まぁとりあえずルール覚える対戦だからいいんじゃないと、そのまま対戦してみる事にしました。

それで実際対戦してみたのですが、ルール自体の把握が結構難しい。
色々な縛りやターン中のアクションが多く、全てを把握するのが結構難しく、慣れていないと、やらないといけない事、守らないといけない事が漏れます。
カードをプレイする条件や対象、そのカードがいつどうなるか、フェイズの始めにやらないといけないこと等々、プレイしながら、あっこれもここでやらないといけない!とか、こういう制限があるからこのカード使えなくない?とか、初プレイでは気づき(ルールの把握漏れ)がたくさんありました。

↑最初は普通に1ターンにメインキャラで2枚以上話してました…(各メインキャラで話せるカードは原則1ターンに1枚まで)。セリフ対抗もしまくりです(対抗セリフに対しては対抗出来ない)。
第3新東京市という同じフィールドの上に、各プレイヤーがカードを置いていくので、対戦盤面を見ても、TCGの対戦盤面には到底見えないです。どちらかというとボードゲーム感があります。
基本的に自分のやりたい事を相手に邪魔される場面が多いので、対戦時間は長くなります。つまり4人とかでやると自分のやりたいことを邪魔できる相手が多くなるわけで、1ゲーム1時間くらいはかかるんじゃないかと思うくらいのボリュームでした。
それで手札の上限はなく、手札はたくさん持っておいた方がいいので、DPが2あるとか、ドローできるカードは強く感じました。
実際にプレイして感じたのはこんなところです。
そして最後に、こちらのゲーム、ゲーム終了時にも原作再現がされています。
ルールマニュアルにも記載があるのですが、

心の補完(勝利条件)を達成したプレイヤーは、他プレイヤーからあたたかい拍手と「おめでとう」の言葉が与えられます。あのシーンが再現できちゃいます笑


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