私が初めてポケモンカードゲームのシティリーグに参戦したとき、以下2点の重要性を実感しました。
・オポネント
・スリーブ(デッキシールド)の状態
こちらの記事では、この2点についてお話していきたいと思います。
オポネント
まず、オポネントから。
オポネント(opponent)は、よく”オポ”と呼ばれている数値で、大会で最終的な勝敗数が同じ場合、この数値で順位が決まります。
このオポネントですが、簡単に言うと「どれだけ強い相手と対戦したか」を示す数値で、対戦相手の最終的な勝敗数や勝率で変化します。
総勝ち点や勝率が高い相手と対戦しているとオポは高くなり、総勝ち点や勝率が低い相手と対戦しているとオポは低くなります。
つまり自分ではコントロールできない数値となりますが、最終順位を決める際にかなり重要な数値となります。
↑こちらはシティリーグの予選結果です。
5勝0敗の方が1人、4勝1敗の方が10人いるのですが、決勝トーナメントに進めるのは上位8名です。
この場合、5勝0敗の方は決勝進出で、4勝1敗の方は勝敗数が同じためオポで順位が決定され、決勝進出が決まります。
つまりこの場合、オポ上位7名が決勝進出となり、オポ下位3名は脱落となります。
勝ち負けは同じなのに、オポの良い悪いで決勝進出と脱落に分かれる、、今回のケースのように大会では勝敗数が並ぶことが多いので、オポがかなり重要な数値である事が分かります。
また、オポネントについて、以下2点、よく言われているものがあります。
両負けは良くない
両負けが良くないと言われるのは、オポの値が低くなってしまうからです。
普通の負けであれば、自分が負けて相手が勝ったことになるので、相手の勝ち点や勝率が上がり、自分のオポは高くなります。
しかし、両負けの場合は、自分が負けて相手も負けたことになるので、相手の勝率が下がるため、自分のオポは低くなります。
なので両負けするより、降参(投了)をした方がオポは高くなり、同じ負けでも最終順位が高くなるという事です。
初戦負けはオポが低くなる
こちらもよく言われている事ですが、大体初戦に負けるとオポは低くなりがちです。
これにも理由があって、スイスドロー形式だと自分と勝敗が同じ人とマッチされるのですが、このマッチングルールが”初戦負けはオポが低くなる”に大きく関係しています。
例えば、スイスドロー5回戦で、「初戦のみ負け」の場合と「最終戦のみ負け」の場合だと、「初戦のみ負け」の場合、常に初戦負けの1敗が影響して、2戦目以降は1回以上負けている方とマッチングされてしまいます。「最終戦のみ負け」だと相手は無敗の人とマッチングされるので、最終的な勝ち負けの数は同じでも「最終戦のみ負け」の人の方が、勝率が良い相手とたくさん対戦していることになり、オポが高くなる事がほとんどです。
ちなみに初戦に負けた場合も、対戦した相手の勝率や勝ち点が最終的に高い場合もあるので、一概には言えませんが、スイスドロー形式である以上、初戦に勝った方がオポが高くなる可能性が高いという事はほぼ間違いないです。
使用スリーブ
次にスリーブ(デッキシールド)についてです。
こちらも私が実際にシティリーグに出場した時に、とても大事だと思った事のひとつです。
私、初参加のシティリーグに3カ月使用したスリーブで出たのですが、ヨレはあるわ、折れはあるわで、5回戦中、相手の方に2回指摘されました。
↑全部こんな感じの状態でした
指摘はされたのですが、私の場合、全スリーブがボロかったので笑、まぁ別にマークという感じじゃないのでいいですよ、みたいな感じでスルーしてもらいましたが、きっと決勝トーナメントに進むとデッキやスリーブのチェックがあるのでそこでアウト、マッチロス(敗退)となっていたでしょう。
裂け、折れ、汚れなどがあるスリーブは、裏のままカードを特定できるマーキングと呼ばれるイカサマになってしまう可能性があるので、大きな大会では新しいものに交換しておく必要があるのです。
ちなみに大きな大会になればなるほど、スリーブチェックというのは厳しくなり、プレイヤーも細心の注意を払わなければなりません。
意図的じゃない場合でも、例えば予選で使ってその時わずかに折れてしまって、たまたまその折れたスリーブがデッキに1枚しか入っていないカードだった場合、それに気づかずに決勝に進んでしまうと、恐らく決勝を戦う前にマッチロス、悪質だと認められた場合は失格となってしまいます。
なので、公式の大きな大会では、大会前にデッキのスリーブを全て新しいものに変える、また、何かあった時用に替えの新品スリーブを持っていく等の対応が必要となってきます。
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