ポケカ 第1弾ブースターパックを開封!レア封入率や初版/再販パッケージ仕様違いまとめ

スポンサーリンク

こちらの記事では「ポケモンカードゲーム 第1弾 ブースターパック」に関する少しマニアックな情報をまとめています。

以下のような情報を探している方にオススメの記事です。

・発売日や販売価格等の当時の商品情報が知りたい

・パックの封入仕様(レアリティ封入率やカードの並び)が知りたい

・パックやカードの初販/再販の見分け方が知りたい

商品概要

ポケットモンスターカードゲームシリーズ 拡張パック第1弾
【発売日】1996年10月20日(日)
【価格】291円(税別)
【枚数】1パック10枚入り
【種類】全96種類
【レアリティ】
●:コモン(C)
◆:アンコモン(U)
★:レア(R)

開封結果

まず、私が実際に開封した内容を以下にご紹介します。

↑右上のダグトリオがパックの先頭で、写真にもあるように以下のような順番で封入されていました。

Rダグトリオ、ニドラン♂、エネルギー・リムーブ、Uパウワウ、ディグダ、ポケモンいれかえ、Uポケモンセンター、イワーク、ヒトデマン、Uディフェンダー

封入カードの向きもパックの向きと同じで、パックの表にカードの表面が、パックとカードの上下も同じ向きで封入されていました。

封入パターン・封入率

1パックのレアリティ封入率と、レアリティ毎の封入の位置が決まっています。

▼レアリティ封入率▼
1パックに
★:レア(R) ×1枚
◆:アンコモン(U) ×3枚
●:コモン(C) ×6枚

▼封入パターン(位置)▼
★:レア(R) …パックの先頭1枚目
◆:アンコモン(U) …パックの前から4,7,10枚目
●:コモン(C) …上記R,U以外の位置

上記仕様は、以下の実際のパック開封結果より確認しています。

①Rダグトリオ、ニドラン♂、エネルギー・リムーブ、Uパウワウ、ディグダ、ポケモンいれかえ、Uポケモンセンター、イワーク、ヒトデマン、Uディフェンダー
②Rラッキー、ロコン、ゼニガメ、Uオーキド博士、ニドラン♂、トランセル、Uカモネギ、ヒトカゲ、ケーシィ、Uリザード
③Rパソコン通信、ニョロモ、マサキ、Uウィンディ、ヒトカゲ、サンド、Uリザード、ニドラン♂、ビーダル、Uユンゲラー
④Rエビワラー、コイル、エネルギーリムーブ、Uパウワウ、ゴース、スターミー、Uニョロゾ、きずぐすり、マサキ、Uポケモンの笛
⑤Rポケモン回収、ロコン、ドードー、Uカメール、ニョロモ、マサキ、Uウインディ、フシギダネ、ビリリダマ、Uコイキング
⑥Rパソコン通信、ケーシィ、突風、Uニドリーノ、マサキ、ヒトデマン、Uコクーン、スターミー、ワンリキー、Uポケモン図鑑
⑦Rピッピ、ニドラン♂、トランセル、Uカモネギ、イワーク、ドードー、U元気のかけら、サンド、ビリリダマ、Uゴーリキー
⑧Rレアコイル、ニョロモ、ディグダ、Uコクーン、ニドラン♂、トランセル、Uカモネギ、ヒトカゲ、ケーシィ、Uリザード
⑨Rダグトリオ、ヒトカゲ、サンド、Uエネルギー回収、ゴース、スリープ、Uカモネギ、ロコン、ドードー、Uカメール
⑩Rダウジングマシーン、ポッポ、きずぐすり、Uコクーン、ニドラン♂、ビーダル、Uユンゲラー、ピカチュウ、イワーク、Uオーキド博士
⑪Rラッキー、ロコン、ゼニガメ、Uオーキド博士、ゴース、スターミー、Uニョロゾ、ポッポ、ドガース、Uラッタ
⑫Rピッピ人形、ロコン、ドードー、Uカメール、フシギダネ、ビリリダマ、Uコイキング、ポッポ、きずぐすり、Uラッタ
⑬Rエビワラー、サンド、ビリリダマ、Uゴーリキー、イワーク、ドードー、U元気のかけら、スリープ、ビードル、Uミニリュウ

初販/再販の見分け方

カード

カード右下にレアリティマーク(●/◆/★)があるかないかで確認可能です。

レアリティマークがあると再販カードとなります。

パック

ブースターパックを外から確認しただけで初版のものか再販のものかを確定で見分ける方法はありませんが、以下のような”初版パックの可能性がある”パックの探し方は存在します。

①ショートパッケージは初版パックの可能性が高い

パッケージの上部が短いもの(商品をかける穴の部分がないもの)は、初版パックの可能性が高いと言われています。

②価格表記が291円、郵便番号が5桁は初版パックの可能性がある

パッケージ表面の価格表記が291円、パッケージ裏面に記載の郵便番号が5桁のものは、初版パックの可能性があると言われています。

ただし、どれも初版パックと確定した見分け方ではなく初版パックの可能性があるだけで、初版だと思って開けてみたら再販品だったという事例はよくあります。

やはり初版パックにしか封入されていない「かいりきリザードン」入手のハードルは高そうです。

その他・雑学

不思議なレアリティ

ポケカ第1弾の収録カードについているレアリティですが、これが実はとても不思議なつけ方がされているカードが何枚かあります。

多くは、たねポケモンがコモン、1進化ポケモンがアンコモン、最終進化ポケモンがレアのように、なんとなく分かるレアリティがついているのですが、一部に例外があります。

まず、キャタピーとビードルの進化ライン。キャタピーとビードルはともにコモン。ここまでは分かります。そしてコクーンがアンコモン。しかしトランセルがコモンなのです。どう考えても同じ立ち位置のポケモン2匹ですが、レアリティの差があります。ちなみにスピアーはレアで収録されていますが、バタフリーは未収録という差も。

続いてロコンとガーディの進化ライン。キャタピーとビードル同様、赤緑の同じ立ち位置のポケモンですが、ロコンがコモン、キュウコンがレア。これは分かります。しかし、ガーディがアンコモン、ウインディもアンコモン。これは不思議なレアリティのつけ方です。
この差がどこから生まれているのか分からないのですが、もし差をつけるのであれば、当時はキュウコンよりもウインディの方が人気があり、対戦でもよく使われていましたので、どちらかというとウインディの方を高レアリティにした方が良い気がします。

さらに、ウインディですが、正しい表記は”ウインディ”なので、カード名にある”ウィンディ”は誤植です(”イ”は小文字ではなく大文字)。

また、ウインディと同じく当時対戦でよく使われていたスターミーですが、まさかのコモン。一応最終進化ポケモンで、ゲーム中も野生で登場する場所は無いので、ヒトデマンなら分かるのですが、スターミーはアンコモン以上が妥当かなと思います。

ウインディやスターミーがレアになれなかった代わりなのか、ピジョンがレアです。ピジョット(未収録)ではなくピジョンがレア。

なんとも不思議なレアリティです。

さらに、レアのポケモンはほとんどがキラ仕様となっているのですが、スピアー、マルマイン、ダグトリオ、ピジョン、ハクリュー等はキラ仕様となっていません。進化前はキラ仕様にならないというのなら分かるのですが、最終進化のレアでもキラ仕様となっていないカードがあります。この差も不明です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました