第1弾ブースター
『Z/X -Zillions of enemy X- 異世界との邂逅』【ブースターパック第1弾の発売日】
2012年7月27日(金)
>公式サイト商品一覧<【定価】
294円(税込)※発売当時の価格【私が購入した価格】
300円(税込)
購入年月:2023年3月【購入場所】
ネット・通販
歴史(発売当時)
Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)とは、2012年にブロッコリーから発売されたトレーディングカードゲーム。
2012年4月18日(水)
新宿のスタジオアルタにて、制作発表会が行われた。発表会では関係者の登壇、トークの他、テーマ曲『ゼクス~強いチカラ~』を歌うULTRA PRISMが楽曲の披露を行った。
2012年4月28日(土)
フリーカード冊子 第1弾となる「紅蓮の英雄&漆黒の魔人」の配布が開始。以降、数多くのフリーカード冊子が発行される。また、配布開始にあわせて、全国120カ所で初心者向け体験会が始まる。
2012年5月19日(土)~
ブロッコリー主催の大会が福岡を皮切りに全国で開催となる。
2012年6月30日(土)~7月22日(日)
フリーカードで参加できる「フリーカードバトル」が開催。
2012年7月27日(金)
第1弾ブースターパック「Z/X -Zillions of enemy X- 異世界との邂逅」が発売。
……
2015年11月1日(日)~
ゼクス初の全国大会「Z/X日本選手権:プレ」の予選大会が全国10ヶ所で開催。
2016年3月13日(日)
東京・池袋で開催された「ゼクストリーム in 池袋 2016.SPRING」にて、「Z/X日本選手権:プレ」の決勝大会が行われ、優勝者が決定した。
初代全国優勝デッキ
初の全国大会「Z/X日本選手権:プレ」の優勝デッキ
「青黒緑セリウム&プロングホーン」デッキ
▼参考デッキリスト▼
B14-028 青 暴虐紫怨剣マスプロトロン 4
B12-038 青 勇者巨神ダームスタチウム 4
B15-036 青 道交変形セリウム 4
B15-037 青 レドームランチャー アルマク 4
C12-003 青 XIフラッグス ルートヴィヒ 2
C12-015 青 アイスブラスト サドル 1
B08-061 黒 奈落の魔人アビッソ 4
B12-077 黒 憤怒の使者アルクス 2
B13-064 黒 超電圧プラグ エレキラー 4
C10-017 黒 途惑いの少女アリス 4
E04-034 黒 夢見る乙女?フーカ 1
B03-083 緑 獣人ウェアヘッジホッグ 3
B15-091 緑 快速獣人ウェアプロングホーン 4
E02-098 緑 伝説の魔神 百騎兵 8
E06-021 無色 HAPPY VALENTINE!! 1
対戦方法・ルール
▼勝利条件▼
相手のライフを0にする。
▼デッキ構築ルール▼
デッキはイグニッションアイコンを持つカード20枚を含む50枚。同名カードは4枚まで。ライフリカバリー、ヴォイドブリンガー、オーバードライブは各4枚まで。
デュナミス(エクストラデッキ)は、カードの種類が「Z/X EX(ゼクスエクストラ)」「EV EX(イベントエクストラ)」「SHIFT(シフト)」「Z/X OB(ゼクスオーバーブースト)」のカード、0~16枚で構築する。
▼ゲーム開始準備▼
①自分の「プレイヤースクエア」に「プレイヤーカード」を表向きで置く
②デッキから「スタートカード」を持つゼクスを1枚まで「プレイヤースクエア」に裏向きで置く
③「デュナミス」を裏向きでフィールドに置く
④デッキから「ゲートカード」を持つカードを1枚までデュナミスに表向きで置く
⑤デッキから「スタートリソース」を持つカードを1枚までリソースに表向きで置く
⑥デッキシャッフル
⑦対戦相手とじゃんけんをして勝った方が先攻
⑧デッキからカードを4枚を引く(初期手札)
⑨引き直し選択(マリガン)
望むなら手札の入替を1度だけ行うことが出来る。手札を全てデッキに戻し、シャッフルした後、新しくカードを4枚引く。
⑩デッキの上からカードを4枚「ライフ」に裏向きで置く(初期ライフ)
⑪デッキの上からカードを2枚「リソース」に表向きで置く
⑫裏向きで置いていた「スタートカード」を表向きにしてゲームスタート
▼ゲーム開始の掛け声▼
ゼクス! アクティベートイグニッション!
>TCG別 スタート掛け声一覧<
▼各フェイズ▼
①リブートフェイズ
自分のスリープ(横向き)しているカードを全てリブート(縦向き)し、スクエアにある自分のアセンションを破壊する。
②ドローフェイズ
※先攻1ターン目は飛ばす
デッキの上からカードを2枚引く。
③リソースフェイズ
手札からカードを1枚リブート状態でリソースに置くことができる。
④イグニッションフェイズ
「イグニッション」を以下の手順で行う事ができる。
1.チャージにあるカードを1枚選びトラッシュに置く
2.デッキの1番上のカードを公開する
3.公開したカードが「イグニッションアイコン」を持つ場合、コストを支払わずそのカードをプレイする事ができる(オーバードライブ)。イグニッションアイコンが無かった場合やプレイしなかった場合は、公開したカードをトラッシュに置く。
イグニッションはチャージにカードがあれば何回でも行える。
⑤メインフェイズ
以下の行動を、好きな順番で、好きな回数行える。
1.ゼクスのプレイ…コストを支払う事で手札にあるゼクスをスクエアにリブート状態で登場させる。
2.イベント・起動能力のプレイ…コストを支払う事で手札にある「イベント」かカードの持つ「起動能力」を使用できる。
3.バトル…自分のゼクスで相手のゼクス、相手のアセンション、相手プレイヤーを攻撃できる。
4.エクストラカードのプレイ…1ターンに1回まで、デュナミスに裏向きで置かれた「ゼクス エクストラ」か「イベント エクストラ」か「アセンション エクストラ」をプレイする事ができる。
5.シフトのプレイ…1ターンに1回まで、「剣臨条件」を満たしたシフトは「剣臨器」に記されたカードの上に置く事ができる。
⑥エンドフェイズ
「ターン終了時」に発生する能力を解決する。
このターン中にゼクスに与えられていたダメージがなくなる。
ターンを進行しているプレイヤーの手札が7枚以上だった場合、6枚になるように手札からカードを選んでトラッシュに置く。
「ターン終了時まで」と書かれた能力が全てなくなる。
⇒相手のターンへ
↓↓その他処理↓↓
・デッキが0枚になったプレイヤーは、デッキがなくなった瞬間にトラッシュのカードをすべてシャッフルして新しいデッキにする。その後、そのプレイヤーの対戦相手はそのプレイヤーのライフを1枚チャージに置く。
特徴
やはりゼクスの一番の特徴は、他TCGでは見ないスクエア型の対戦フィールドにあるでしょう。
3×3の9マスの盤面で、ゼクスたちが陣取り合戦のように戦っていく。
場に出したカードの位置も大事になってくるゲームです。
対戦に使用するカードはフリーカード冊子として公式HPからダウンロードでき、安価で始める事も出来ます。
また、他TCGに比べて1ゲームに時間がかかるという特徴があります。
ゼクスの大会等では、1ゲーム制限時間40分(他TCGはだいたい30分以下)となっており、慣れとプレイング速度がないと40分でも時間切れ(両負け)となってしまいます。
良く言えば、それだけ白熱した対戦になるのですが、悪く言うと、1ゲームが長すぎるという感じです。
エピソード
ゼクスは発売当初に少しだけプレイしておりました。
プレイのきっかけとなったのは、カードショップでゼクスのお試しのカードがついている冊子(フリーカード冊子)をもらった事です。
無料でプレイできるならちょっとやってみるかという感じで始めて、ちょこちょこ商品も買って、友達との対戦やイベント等にも参加して遊んでいました。
最初はそれなりに楽しくプレイしていたのですが、途中でとても高い壁が立ちはだかり、離れていってしまいました。
その壁というのが、、
“強いカードがちゃんと全部高い”
まぁ、カードゲームではこんなの当たり前なのですが、当時のゼクスはエグかったです。
他のTCGでデッキを組むとき、これと、これと、これは高いけど、他のカードはレアリティ選ばなければ安く組めるよ。っていう感じだと思うんですが、
私がプレイしていた頃のゼクスって、デッキに必要なカードが全て高かった記憶があります。
今でも記憶にあるのが、「3コス5000バニラ」問題です。
当時は発売したばかりでカードプールが狭かったからか、バニラカード(能力を持たないカード)も結構デッキに入っていたんですよ。
それで、私はフリーカードも使用していたのですが、フリーカードのバニラって、製品版に比べて500パワーが低かったんです。
このパワーが500低いってとこが、みんながちゃんとカードを揃えると結構致命的になってきて、いわゆる3コス5000みたいな基準がある以上、多くのプレイヤーがそれを使っている訳で、相手に5000バニラ出されて、こちらは4500しか出せないと、かなり厳しいんです。
それで自分も、強いデッキにしたいから、デッキのイグニッション持ちのバニラ、いわゆるIGバニラを製品版で揃えようとするじゃないですか。
このパワーをたった500上げる作業に、お金がすごいかかったんです…
ただのIGバニラなのですが、デッキに必要な枚数を揃えようとすると結構な金額になります。
そして、ハイレアのSRのカードとかも、ちゃんと高くて強かった…
そんなのも揃えると、着地にどれだけのお金がかかるのかと考えて、、
“無料で遊べる”という感じで入った事から、”えっ?すごいお金かかるじゃん…”と感じてしまうと、やはり続けられず、フェードアウトしていった感じですね。
当時はヴァイスをやっていたので、お金をかけるならそっちかなぁと。そんな事情もありました。
ゼクスのゲーム自体は面白かったんですがね…
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